Back from New York!
マサチューセッツ/ペンシルバニア/ニューヨーク。。素晴らしい旅から無事帰
還。子供がみな大人になり留守を任せられる年齢になったこともありがたい。
1週間、インターステート94を始めアメリカ有数のハイウェイを見事に運転しきってくれたダンナに惚れ直し、マサチューセッツのサンダーランド・フィラデルフィアのマナヤンクと彼ゆかりの地をめぐり、想像した以上の素晴らしい出会いや発見があった。Longislandのワイナリーツアーも夢のような時間。
後半1週間のニューヨークでは、Ceres GalleryのShowを中心としながらもかなりあちこち回り、たくさんの友人に会ってほんとに楽しかった。友人宅でのThanksgiving
DinnerやChinatownでの賑やかな会食。
そして4日間のshowを締めくくるwine receptionでは私の展示作品の半数が売れて、画廊のディレクターもびっくりの大盛況。
あとで改めて「You made a record」と言われ、9名のアーティストの中でワタシだけが海外からの出品だっただけに本当に嬉しく、お買い上げ下さった方はもちろん、これまで応援頂いているすべての皆様への感謝でいっぱいに。
墨絵は海外では初めての展示だったので本当に意外。楽園シリーズを期待して見に来て下さった方々からは、後々改めて注文があったりとそれもまた面白い展開だ。とにかく感謝。今後も頑張ろうと鼓舞されるよう。
実家の母は私の絵がアメリカで売れたというので大
喜び(あら。海外からの注文は多くてこれでも結構売れてるんだけどなあ母上様。展示会となると注目が集まっちゃうからねえ)。なんでも先日『ニューヨークでは絵は売れない』というテレビの特集があったのだそうだ。チェルシーだけでも300件も画廊があってはそうそう売れるものではないのは確か。ほぼ毎週どの画廊でも繰り広げられるWine
Receptionも活況ながら、ほとんどの人
は"Gallery Hopping"といって画廊を単に見て歩くのが目的でチェルシーを訪れる(私も行くたびにそうしている)。
長年付き合ってきて思うのだが、特にアメリカ人という人種は才能をものすごく賞賛する。特にものを創る、研究をするといった仕事に理解があり、実績を上げると肌の色も関係なく敬意を持って接してくれる。また、住宅が大きく絵を飾るのが生活の一部になっている点も日本と少し事情が違う点である。
私の場合、20年近く創作してきた中でご縁を頂いた顧客友人の皆様は国籍とわず絵を飾ることを含めて文化芸術に理解造詣があり、生活を楽しんでいる方ばかりである。アーティストとして、ぞうした皆様から頂くインプレッションもとても多く、本当にありがたいことである。
人生は面白い。これからも面白くするために最大限に努力しようと思う。ぼんやりしてたら良い人生は創れない(..なんつってね)。