★ NYレポート・2005年★
1.子連れNY2005
一昨年、長男を連れてのNYに引き続き、今回は早くも中学2年生となった次男の番だ。
年齢も、渡米の季節もまったく同じ。参加するグループ展の画廊も一緒だ。
その、チェルシーの画廊オーナー・バーグマン夫妻も「今度は弟を連れてくるの?」と楽しみにして下さっていた。ご夫妻も思春期の男の子をお持ちで、ティーンネイジャーの扱いにくさをこぼしている。
次男の場合、NYの街の魅力について先行してる長男からかなり大々的な前ぶりを受けて楽しみにしていた分、ひそかにこの旅行に対し熟成してきた思いがあったようだ。
今回の行く先も、展示会のオープニング以外は、またしてもエンパイアステートビル、ローズ宇宙センター、などなど。
弟というものは、兄にしたのと全く同じことを親に期待するのが可愛く、またやっかいなところでもある。
いっこうに上達しない息子の英語も気にはなるが、自分で旅する上で大事なことは、言葉以外にも色々ある。
まず、すべてのものを自分で持つという、単純なことが大切だ。身の回りの物や出来事から、目と手を離してはいけない。
また、アメリカは力(ちから)の要る国と認識すること。重いドアを開ける、買い物を自分でレジに上げる、階段を使う、タクシードアを開ける。最初から「エイやっ」と動かないと、スムーズにいかないことが多いという印象だ。
そして、肝心なのがお金の計算。レジのヒトが金額を打ち間違えたり、英語が外国語である人達が物を売っていたりするので発音が聞き取りにくく、お金の間違いはしょっちゅうだ。ドルの計算の仕方を、次男にはしっかり練習させた。子供達が小さい頃の、お買い物ごっこみたいに。
インフルエンザワクチン接種も完了。2005年1月7日、いよいよ小さな旅の始まりだ。
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