前ページ

2005/12
楽園・雪のあと
キャンバスにアクリル
F3号 27.2cm×22cm

(個人所有)
アートプリント有り
作品番号R62
沖縄の冬は雪こそ降らないものの海に囲まれ風が強く、体感温度はかなり低くて寒い。
外を歩くと髪も乱れる。昔から暖房はあまり考えないので、家の中は冷えている。
・・とまあ、やっぱりそれなりに「冬」である。
憧れるのは、凛と澄んだ空気のキリッとした都会の真冬日。乾いた空から粉雪が落ちて、道の上をサクサクと舞うようなひととき。
もちろんすぐに暖かいところに移動できる条件で(笑)。

以前、凍てつく真冬のNYを歩いていたときのこと。頭上からいきなり大きな氷の塊が落ちてきた。美しい煉瓦色のロウハウス(3階建てほどの住居ビル)の屋根飾りに積もって固まりついた雪が解け落ちたのだ。

毎日の雪かきや雪害に大変な思いをしている人々を思えば、風が強いくらいで文句を言ってはいけませんね!

Happy Christmas!
2005/11
楽園クリニック
キャンバスにアクリル
(個人所有)
F15号 65cm×53cm
年の始めに「今年こそは」と決意するもののひとつが“健康診断”。毎年その誓いを破りつづけているけれど、そろそろ冗談では済まされない年齢に達している。
親しい方が内科・小児科医院を開業した。先生ご夫妻は素晴らしい人柄で知られ、早くも賑わうこと請け合いの明るい病院である。できれば縁がないに越したことはないけれど、通院するならこういう心地の良いところがベストである。やれ風邪をひいた、腹痛だと、何かとお世話になるのが“内科”。そろそろインフルエンザの接種も解禁だ。

・・と言うわけで「来年こそは」必ずや、健康診断を受けたいと思う。
2005/10
楽園・夕暮れのなかで
キャンバスにアクリル
F15号 65cm×53cm

アートプリント有り
作品番号R61
南国沖縄とはいえ、そろそろ朝夕の空気が涼しく感じられる季節。
焦げるほどの灼熱は過ぎ、海のレジャーよりもそろそろフィールドスポーツやスパでリフレッシュしたいもの。
週末だけ、色々揃ったリゾートホテルに一泊というのもこの時期の楽しみだ。
野外のキャンプも、これからオンシーズン。木陰は涼しく、旬の魚もバーベキューをグレードアップさせてくれる。

人間は、時々五感を幸福に浸し、思いきりリフレッシュすることが必要だ。

良く遊べば、良く仕事できる。良い仕事すれば、良い遊びができる。
タマゴが先か、ニワトリが先か。
2005/9
楽園のお菓子屋
キャンバスにアクリル
F4号34cm×25cm
(個人所有)
アートプリント有り
作品番号R56
なぜ人は(私は、か)大人になっても甘いものが好きなのだろう。
sweetsを食す頻度は学生の頃などに比べれば少なくなっていると思うけど、ひとたび「食べたい」となるともう一途。目指すお菓子のあるお店がどんなに遠かろうとも(はたまた取り寄せになろうとも)構わない。手に入れる(いや口に入れる)まで情熱をもって全エネルギーを傾けることになる。。

西村滋の「お菓子放浪記」は昔“身悶えするほど”好きな小説のひとつだった。終戦後、1人の少年がたくましく育っていくお話。少年の側にはいつも「夢のお菓子」があった。甘いものは、人に希望と力を与えてくれるものなのだと読者に教えてくれる一冊だ。その後2冊ほど続編が出ているらしいので探してみよう。

・・本を読んで、お菓子を「食べた気」になれれば太らないものを・・。
2005/8
楽園・木の上の家
キャンバスにアクリル
F8号 45cm×38cm

(個人所有)
アートプリント有り
作品番号R51
画廊のとなりに、みごとな鳳凰木(ホウオウボク)が威風堂々そびえている。
10メートルもありそうな古い大木は今年も美しい朱赤の花を咲かせ、幹にまとわりついたブーゲンビリアの強烈なフューシャピンクと踊るように絡み合い、華やかさを競っている。
大木は生き物を安心させる。
旅人はそのおだやかな木陰で休み、子供たちはその力強い根や枝に遊ぶ。
鳥や虫も、その懐深い葉陰に守られ命をつないでいく。
大木が倒れると、悲しい。
旅人は歩みを止められず、子供たちは遊び場を失う。
鳥も虫も、もはやそこに留まることはできず、飛び立っていく。

いなくなる。何もかも。
木がずっと生きられる地球なら、生き物も生き続けられるだろう。
木を、自然を大切にしたい。
2005/7
楽園のお休み処
キャンバスにアクリル
F3号 27.2cm×22cm
(個人所有)

アートプリント有り
作品番号R49
例年より遅い梅雨明けと同時に真夏と化した沖縄。
大音響のセミの声で目覚める朝、今日もまた灼熱の1日を予感させる。
あまりの日差しに休みの日はつい「冷やし物一切」を口にしながら家の中でゴロゴロしてしまいがち。

思いきって海へ出かけよう!

海といえば西海岸のリゾートホテルが思い浮かぶほど開発ですっかり「単なる砂浜」が少なくなった沖縄。
しかし、まだまだ穴場の“いちゃんだビーチ(無料のビーチ)”は健在だ。
そんな隠れスポットを探してドライブするのもまた楽し。
持参するのは水着とタオル。タンクやペットボトルに水をたっぷり入れていけば、シャワーのないところでも海水をサッと流せて気持ち良い。

波にゆらゆら漂いながら、体が“夏仕様”になっていくのを感じる。
2005/6
Woman
キャンバスにアクリル
F10号 53cm×45cm
若い頃はとかく“一人称”的なモチーフを描くことが多かった。
特に、アンニュイな雰囲気の女性や凛とした美貌の横顔など。自分がこうなりたいと思う気持ちが反映されるのだろう。憧れを絵にするというのはよくあることだ。
月日は流れもはやそのような夢の姿とは遠くかけ離れた今、すっかり美の呪縛(?)から解き放たれ呑気な絵柄一辺倒になってしまった。
女性像などこっぱずかしくて描けなかったが、このところまた、楽しく描けるようになってきた。
モチーフに向ける気分の違いは、以前は「憧れ」だったのに対し今は「いとしさ」だろうか。

単に年をとっただけなのかもしれない(笑)。
2005/5
楽園・コテージの夜
キャンバスにアクリル
F15号 65cm×53cm(個人所有)

アートプリント有り
作品番号R81
ゴールデンウィーク→リゾート→沖縄!
今年のカレンダーは大型連休作成が可能なこともあり、たくさんの観光客が訪れる予感の常夏の島・沖縄。
ただ、この時期決まって日本一早い梅雨がやってくるのも沖縄。
雨を避けつつ、だましだまし遊ぶことになるのもまたひとつの風物詩。
晴天が少ないかわりに真夏の灼熱地獄もまだ遠いのは幸いか。

海はうっすら肌寒いこのシーズン、いっそ高台のスパ・リゾートでリラックスするのもアイディアだ。
みどりの向こうに海を眺めながら、温度調節されたプールで1日のんびり。
昼寝をしたり、本を読んだり。木々のオゾンで身も心もリフレッシュ。

気持ち良すぎて社会復帰が危ぶまれるけど、良い休日になることまちがいなし。

皆様楽しい連休を!

↓次ページ  15 14 13 12 11 10   7