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2011/12
楽園・雪だるまとクリスマス
キャンバスにアクリル(個人所有)
F6号 41cm×31.8cm

アートプリント有り 作品番号R137
ブラックフライデーはアメリカの感謝祭直後の金曜日。巷では一斉にクリスマス商戦に突入。真夜中にオープンするセール会場もあり、大きな店では長い行列ができることで有名だ。正直夜中から買い物の列に並ぶというのも楽しいだろうなぁとは思う。
しかし、年末は少し落ち着いて静かにすごしたいもの。クリスマスツリーを飾って、美味しいものを準備して、ゆく年を振り返りくる年に思いを馳せ家族や友人とくつろぐひとときこそ充実の時間。Happy Holidays to all!!
2011/11
楽園・花火の夜に
キャンバスにアクリル
F15号 65cm×53cm
アートプリント有り 作品番号R177
祭りのハイライトといえば「花火」。今年は震災を受けての自粛など様々な要因から花火の少ない祭りシーズンだった。
首里では恒例の文化祭が11月3日に開かれる。年にいちど、画廊を臨時休業してまで繰り出す歩行者天国のお祭りだ。ご近所の芸大からも、かわいい学生の皆さんがポスターやらDMなどを持参してご案内くださる。
親しい友達に声をかけ、古式行列や獅子舞、旗頭などを楽しみながらあちこち散策しようと目論んでいる。

夜、首里城下の竜潭(池)ほとりは人だかりとなり大輪の打ち上げ花火を味わうのである豪快な音のあとにやさしくはぜて落ちる火の粉を見ていると、人生のことなどをふと考える。皆同じだろうなぁ。なんだか元気が沸いてくる。

花火は華やかなもの。しかし、鎮魂や祈り、慰めや励ましのチカラもあると信じたい。
2011/10
楽園の陶器市
キャンバスにアクリル 
F3号 27.3cm×22cm
アートプリント有り 作番号R171
10月の半ばになると風が少しずつ秋めいてくる。すると困ったことに、がぜん食欲がわいてくる。
夏場は汗だくになるキッチンにも窓から涼しい空気が入り込み、料理するのも楽しくなる。魚を焼いて野菜を添えて。盛り付けも美しく、お酒を合わせてゆっくりと頂きたい。
さて器。夏場のガラス器や白い食器を一新して、土モノを色々使いたい。作家の個展や工房で気に入りを見つけるのも秋の楽しみ。また、毎年壺屋や読谷の焼物市では良い焼物が安く買える。焼物専門の販売店などでも、面白いものが見つかる。

まずは道具や器など周辺から揃えてみようではないか。きっとシンプルな料理でも、美味しさがグンとアップするはず。
2011/9
楽園・夜の食事会
キャンバスにアクリル
F3号 27.3cm×22cm

アートプリント有り 作品番号R123
秋の入り口とはいえ南国沖縄ではまだまだ夏日が続く。酷暑のため真夏のビアガーデンもいまひとつ冴えない土地柄だが、そろそろ戸外でワインを頂く宴などはよさそうだ。蚊も少なくなってくるし、風は少しずつ涼しくなり湿度が和らいでくる。美味しい食事をしながら、喧しい夏を振り返りつつ、これからに向けての英気を養うもよし、ただただ騒ぐのもよし。

人生は短い。何かに悩んだり、解決したり、選択したり、思いもよらない出来事に遭遇したりするうちに、時間は過ぎ去っていく。リラックスして生きようではないか。良い秋を。
2011/8
楽園の週末
キャンバスにアクリル
F6号 41cm×31.8cm(個人所有)
アートプリント有り 作品番号R168
週末ともなると着飾って街へ繰り出し踊ったり飲んだりというのをしなくなって長い。そうとうに長い。
新しい店を必ずチェックし、いくつかのお店の常連になり、ひっきりなしに人との出会いがあり楽しかった。どんなに遠くても、万障繰り合わせてコンサートやイベントにもよく出かけていた。

さて今はどんな具合かというと、週末にかかわらずいちばんのくつろぎは自分の家。好きなインテリア、好きな本や映画、音楽を楽しみながらワインを頂く至福。
出かけるとしたら、好きな車でドライブするか、夕方気ままにご近所のお店を普段着でぶらぶら。
ぶらぶら出来る気の置けないご近所さえあれば、こんな幸せなことはない。私の住む首里は、とても恵まれている。

数年前に展示会で訪ねたカリフォルニアのSan Luis Obispoという街が、ちょうどそんな感じでさらに規模が大きく、くつろぎのある豊かなところだった(海外展示会・カリフォルニアレポート参照)。コンパクトな街で品がよく、歴史もあって誰もが満足して暮らしているという感じ。

住みやすさは努力して維持しなければならないと思う。ほっておいて良いということは、ない。できることを見つけて、美しくしていく心がけが、散歩して楽しい「ご近所」を作るのだと思う。
・・というなら花壇くらい作りなさいよ、と自分を叱咤。
2011/7
楽園・月夜の祭り
キャンバスにアクリル
F6号 41cm×31.8cm

アートプリント有り 作品番号R174
ついに真夏。今年は初夏に直撃した台風のせいかセミが鳴き始めるのは遅かったが、朝から盛大な目覚まし時計の音のように鳴り響き、南国の夏をしっかり認識させられる。オフィスでスーパークールビズが浸透していくのはとても良いことだと思う。
ハワイではアロハシャツに正装があるように、その地にあった服を着たほうが仕事の効率も上がるというものだ。

節電の夏。自粛の夏。なかなか充電が追いつかないバッテリーみないな日本の状況だが、ここらで一息、これまた自粛ぎみの花火を上げてわいわいビールで乾杯といきたいところ。
2011/6

キャンプ場ににわか雨
A shower on the camping site
41cm×32cm
キャンバスにアクリル
(個人所有)
久々の直撃台風が、しかも5月に襲ってきた。いよいよシーズン到来か。
キャンプ愛好家にとって台風は頭痛の種。キャンプのみならず、せっかく前もって企画し準備してきたアウトドアのイベントが、台風接近でキャンセルになるというのは沖縄ではよくあること。それでも多少の風には動じないというキャンプ好きは、雨天の為の装備もぬかりない。ゴアテックスのパーカーにレインブーツ、ポールのしっかりしたタープとテント。トイレへ行き来する際便利なのは大きめで丈夫な傘。食料はもとより、長雨の夜をすごすための本や雑誌もしっかり持参。
横風にはかなわないけれど、タープの下で聞く雨音は悪くない。
久々にキャンプをしたくなった。・・とりあえず今回壊れた我が家の塀と柵を直さなくちゃ。
2011/5
楽園・パラダイスビュー
キャンバスにアクリル
F4号 33.3cm×24.2cm(個人所有)
アートプリント有り 作品番号R151
今日本中が『節電対策』に奔走中。沖縄では一足先に梅雨入り宣言。いよいよこれから本格的な夏に突入することを私たちに認識させるかのように、じめじめと蒸し暑くなってきた。さてこの絵の光景のように、リゾート気分で太陽が反射する美しいビーチを眺めて楽しむには“電気”が不可欠である。大きな窓ガラスの内側は、クーラーの風が心地よく肌を撫ぜ、冷蔵庫には飲み物や氷。ああ幸せ。。
・・というのを今年は止めにして、その大きく透明なガラス戸を開け放ち、自然と一体化してみようではないか。
・・想像するだに恐ろしい。たちまち湿った空気が流れ込み、カビやら蚊やらアリさんぞろぞろ。一雨降れば庭木はジャングル。そこにはきっと、ハブの家族がピクニック。。
これが亜熱帯沖縄の本来の姿。色々考えることにしたい。言う(書く)は易し??
2011/4
楽園・亀のいるビーチ
キャンバスにアクリル 
F3号 27.3cm×22cm(個人所有)
アートプリント有り 作品番号R178
南国沖縄にしては珍しく真冬のような気温が続いた3月が過ぎ、ちらほらと海開きのきざしが見えてきた。
海辺の楽しみは泳ぐことだけではない。浜辺でヤドカリや小さなカニと遊んだり、美しい貝殻を見つけるのも楽しいもの。北部の国頭村などの浜には毎年4月〜5月にウミガメが産卵にやってくるという。
しかしだんだんとヒトの手が入るにつれ、カメが落ち着く環境がなくなり寄り付きにくくなっているらしい。
観光立県沖縄。ヒトにもカメにもどんどん訪れてもらえるように、美しい自然を保っていかなければと思う。
2011/3
楽園・庭とプールと
キャンバスにアクリル 
F3号 27.3cm×22cm
アートプリント有り 作品番号R153
春は新しい季節。何もかも一新したくなる。持ち物や髪型・ファッション、インテリアの模様替えなど小手先のチェンジではどうしようもなく、いっそ住居ごと変えてしまいたくなる。築20年近くなんなんとする我が家も子育て作業も終わりに近づきひとりずつ独立していく時期である(と希望する)。
要らないものをそぎ落とし、ダウンサイズを計る頃合としてちょうど良い。
本当に好きなものを楽しめるような小さくて心地よい南仏カップマルタンの(コルビジェ)小屋のような“おうち”に引っ越したいなぁ。。
ま、当然そうは問屋がおろさないのでこつこつと家中の整理整頓、積年の汚れを落とす地味な作業で新年度を迎えるとしよう。

2011/2
楽園・退屈な会議
キャンバスにアクリル 
F4号 33.3cm×24.2cm(個人所有)
アートプリント有り 作品番号R169
2月は誰にとっても忙しい。決算・確定申告・進級テストなどが済むと、すぐに新しい年度がやってくる。4月のより良いstart upに向けて会議・会議・会議!大変だけどメリハリつけて乗り切るしかない。
色々な種類の会議がある。参考資料がビシッと揃い、全体を把握した見事な司会が時間を管理して進める『議題式の会議』は素晴らしい。怒涛の『ブレーンストーミング』も色々アイディアが出てよろしい。気軽な『茶話会』もけっこう貴重な意見が出やすい。

一方『飲み会議』では素晴らしい案がでることもあるけれど、実現性はきわめて薄いというのがワタシの経験上の感想だがどうだろう?
2011/1
楽園・イペーの木
キャンバスにアクリル 
F3号 27.3cm×22cm(個人所有)
アートプリント有り 作品番号R173
紅葉こそ見られない沖縄だが、一年中何らかの花(しかも原色!)が咲きみだれ冬でもカラフルな土地柄である。“イペーの木”中南米原産の花木。沖縄では庭木として親しまれていて、冬から春にかけて鮮やかな黄色の花をつける。自分の愛車が同じ色だからというわけではないのだが、黄色の花を見るととても元気がでる感じ。イペーの木は細身で姿良く、花が落ちたあとの緑葉や種のつき方など見どころがたくさん。枯れ枝さえも魅力的な枝ぶりだ。
もっぱらご近所様の借景でまことに申し訳ないが、今年もそろそろ開花が楽しみだ。

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